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mtk+ vol.9 新正春 / Masaharu Shin

202208/06
202209/04

mtk+第9回目となる本展覧会では、現在京都を中心に活動する若手作家、新正春による展覧会を開催いたします。

新正春 / Masaharu shin

1996年 大阪府生まれ。
2021年 京都芸術大学大学院 修士課程芸術研究科美術工芸領域油画専攻 修了。

新正春は今まで、絵画を中心に様々な形態、メディウムを使用した作品を即興的に組み立てるような制作をしてきました。
今回の展覧会では、作家が様々な経路で集めた布を使用し、自身と他者との間に生まれるものを表した作品を発表します。
無機物や有機物、或いは人、それぞれ異なる要素が接するとき、必ずそこに反発する力が生じ、完全に接続したと言い難い曖昧な状況が発生します。
また、タイルの上に作品を設置するなど生活環境を思わせる演出は、自分自身と現代アートについて思索することが、切り離せない関係であるという事を示唆しています。
新にとって、作品を制作することは「距離」を測ること、そしてそこに発生する斥力を小さくする事を試みているのだと感じます。

主な展覧会に、2020年「シェル美術賞展2020」 (国立新美術館/東京)、2021年 「UP_02」 (銀座蔦屋書店GINZA ATRIUM/東京)、個展「肌が触れ合う際に発生する斥力について」 (PAGIC Gallery/東京)、2022年 「TRACES」(A. Iynedjian Fine Art / Verbier, Switzelrand)、個展「LET THERE BE LIGHT」( 岡崎蔦屋書店/京都)など。主な受賞歴として、2020年「NONIO ART WAVE AWARD 2020」岩渕貞哉審査員特別賞、「シェル美術賞2020」入選。

mtk+
mtk+ vol.9 新正春 / Masaharu Shin
会期
2022/08/06-2022/09/04
参加アーティスト
新 正春
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