mtk+第12回目となる本展覧会では、現在京都を中心に活動する作家、竹林玲香による展覧会を開催します。

竹林 玲香 | Reika Takebayashi

1998年 大阪府生まれ
2022年 京都市立芸術大学大学院修士課程油画専攻 修了

海を見ている時と泳いでいる時では、海の感じ方があまりにも違うことに驚かされます。同じ物を見ていても、それを捉えることのできない難しさに竹林は向き合っています。
絵画や陶器などの素材を扱い、制作過程で起こる変化に対応することで自然にできた決まりごとやひっかかりを試行し、行為の意味や効果を生みだそうとしています。
画面上で関係を形成して丁寧に繋げていく作品からは、私たちに海岸の波紋のように捉えることができず手をすり抜けるような感覚を想起させます。

主な個展に、2022年「うつろいおわりがないもの」（近鉄百貨店６階ウォールギャラリー / 大阪）、2020年「P/P」（浄土複合ウィンドウギャラリーStandAlone / 京都）、「particle」（gallery yolcha FLATspace / 大阪）。
主な展覧会に、2022年「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」（京都府文化博物館別館/京都）、2021年「ripple」（gallery yolcha / 大阪）、2020年「アートアワードトーキョー丸の内」（行幸地下ギャラリー / 東京）、2019年「to the sea」（京都芸術大学GalerieAube / 京都）他。