mtk+第14回目となる本展覧会では、品川美香による展覧会を開催します。

品川 美香 | Mika Shinagawa

品川は「私とは何か、人間とは何か」というテーマのもと、子どもや植物などをモチーフに絵画を制作します。「絵の中の子どもは、ヒトではない何かであり、不特定の誰かでもあり、私自身の鏡でもある。」と語る品川は、東洋的な物の見方や描き方と、輸入されてきた物の見方や描き方を分けるのではなく、一つの絵の中で組み合わせることで、現代的で独自性のある絵画表現を模索しています。本展では、近年制作している伊藤若沖の作品を参照して描いた新作を中心に展示いたします。哲学的な眼差しを通して、過去と未来を往来する品川作品を、是非ご高覧ください。

近年の主な展覧会に、2022年「昼と夜」OlL by 美術手帖（東京）、「千島土地コレクション『TIDE - 潮流が形になるとき -』」千鳥文化（大阪）、「Le Mette Adeline（ルメテアデリン）アートラウンジプロジェクト」（岡山）、「GOLDMEMBER2022」下鴨茶寮（京都）、2021年個展「わたしが魚だったころ」ARTISTS' FAIR KYOTO2021 サテライトイベント庵町家スティ（京都)「Up_01」（銀座募屋書店GINZA ATRIUM、東京）、2020年ホテルアンテルームソウル 常設（朝国/ソウル）、「ANTEROOM NAHA_Phase 2020」ホテルアンテルーム那覇（沖縄）、2019年「Universal Music Art Proiect 17」(ユニバーサルミュージック/東京）、スターバックス コーヒー 京都BAL店 常設/アートディレクションSANDWICH（京都）他。