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mtk+ vol.1 竹内義博 / Yoshihiro Takeuchi

202105/29
202107/19

⽵内の作品は、⾊が重なると消えるパズルゲームの「全消し」から着想を得て制作されている。
⽵内の設定したルールに従い連鎖を繰り返したパズルは「全消し」になり、鑑賞者の脳内には空っぽな空間が現れる。その状態は⽬の前の絵画と脳内のイメージとの間にズレを⽣み出し、鑑賞者は奇妙な感覚に陥ってしまう。現実と⾮現実の差、そこで⽣まれる理不尽さや虚無感は、私たちのネットやゲームで感じる存在のリアリティを想起させ、物語の終わりを意味しながらも続きを期待させるものとなる。

■⽵内義博 プロフィール■
1987年 ⾼知県⽣まれ。2013年 京都造形芸術⼤学⼤学院芸術表現専攻修⼠課程修了。主な個展に、らうらうじGALLERY「He :」(京都)、グループ展には、京都⽂化博物館別館「ARTISTSʼ FAIR KYOTO 2021」(京都)など多数参加。現在、京都市伏⾒区にある共同スタジオ「スタジオハイデンバン」で運営・制作を⾏なっている。

■関連企画■
「紙芝居ワークショップ」
–本物の墨と和紙でおえかき!みんなの絵をつなげて、ひとつの紙芝居をつくってみませんか?–
講師:西垣 肇也樹(アーティスト/スタジオハイデンバン代表/京都芸術大学 講師)
1985年に兵庫県に生まれる。2012年京都造形芸術大学大学院修士課程芸術表現専攻修了。受賞歴に、渋谷芸術祭(SHIBUYA AWARDS)2017/大賞など。個展に、2018年「不覚のオープンワールド」TS4312/東京など「敗戦国日本人の器としてのゴジラ」を題材に、和紙と墨で制作する。

協力:スタジオハイデンバン

mtk+
mtk+ vol.1 竹内義博 / Yoshihiro Takeuchi
会期
2021/05/29-2021/07/19
参加アーティスト
竹内義博
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