Plain
加藤 委、木村 達哉、桑田 卓郎、田中 陽子、林 友加、村上 雄一
MtK Contemporary Artでは、国内外で活躍する陶芸作家によるグループ展「Plain」を開催致します。
ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各国で活躍する桑田卓郎氏。
伝統的な技術に現代性を加えた独自の桑田氏の表現は陶芸の枠を越え、世界で高い評価を得ています。
「Plain」と題した本展には、桑田 卓郎氏のキュレーションのもと、世代を越えた陶芸作家・加藤 委、木村 達哉、田中 陽子、林 友加、村上 雄一が出展いたします。この機会に是非お立ち寄りください。
人って、たまたまこのタイミングでこの世に生まれ、目を開けた時から人生がはじまる。
それはこの世で1番答えを出すのが難しい問題。
昔も今もずっと、だから人はピュアになれるのではないかな。
何かの縁で陶芸に出会い作家になった世代も価値観も異なる人たちが
同じセラミックという言語でピュアな表現をしています。
何かを感じてもらえたらと思っています。
桑田卓郎
加藤 委 | Tsubusa Kato
1962年、岐阜県多治見市小名田町生まれ。1979に多治見市意匠研究所修了。2013、多治見市小名田町に築窯。同年に第7回円空大賞および日本陶磁協会賞を受賞。主な展覧会に、「PUNK 工芸−魂の救済」 楽翠亭美術館(富山、2016)、「心のかたち・暮らしのかたち」 岐阜県美術館(岐阜、2004)、「現代陶芸の100年展」 岐阜県現代陶芸美術館(岐阜、2002)、「ファエンツァ」 コンテンポラリー セラミック アーツ(ソウル、1999)、「凛・現代の陶芸美展」 滋賀県立陶芸の森(滋賀県、1996)、「現代陶芸若き旗手たち」 愛知県陶磁資料館(愛知県、1996)など。コレクションに愛知県陶磁資料館、シカゴ美術館、ブルックリン美術館、岐阜県現代陶芸美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館がある。
©Tsubusa Kato
木村 達哉 | Tatsuya Kimura
1998 年愛知県稲沢市生まれ。2022年 愛知県立芸術大学陶磁専攻卒業。現在名古屋市にて制作。主な展覧会に、「山茶碗」 工芸青花(東京、2024)、「壺」かなざわ紋(金沢、2024)、「壺」うつわや涼一石(東京、2023)、博多阪急(福岡、2023)、Hase (名古屋、2020-2021)。
焼締山茶碗 ©Tatsuya Kimura
桑田卓郎 | Takuro Kuwata
1981年広島県生まれ。2001年、京都嵯峨芸術大学短期大学部美術学科陶芸コース卒業。 2002年陶芸家・財満進氏に師事。2007年多治見市陶磁器意匠研究所修了。主な展覧会に、「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」 大倉集古館(東京、2024)、「伊藤慶二と薫陶を受けた作家たち」樂翠亭美術館(富山、2024)、「ポケモンx工芸展―美とわざの大発見―」国立工芸館(石川、2024)、「教えて!兵庫陶芸美術館-収集と展示のQ&A-」兵庫陶芸美術館(兵庫、2023)、「ロマンティック・プログレス」 岐阜県現代陶芸美術館(岐阜、2023)、「ホモ・ファーベルの断片 -人とものづくりの未来-」愛知県陶磁美術館(愛知、2023)、「Against Nature」 MO.CO. Montpellier Contemporain(モンペリエ、フランス、2023)、「toucher terre」 Fondation Villa Datris(リル・シュル・ラ・ソルギュ、フランス、2023)、「和巧絶佳」 みやざきアートセンター(宮崎、2022)「The Flames: The Age of Ceramics」 パリ市立近代美術館(パリ、2021)、「豊かなる茶陶」 茨城県陶芸美術館(茨城、2021)。主なコレクションに、金沢21世紀美術館、パームスプリングス美術館、ミシガン大学美術館、シカゴ美術館がある。
茶碗 ©Takuro Kuwata
田中 陽子 | Yoko Tanaka
神奈川県生まれ。2007年多摩美術大学美術学部環境デザイン学科卒業。2008年瑞浪市陶磁器メーカー勤務。2011年多治見市陶磁器意匠研究所セラミックスラボコース修了。現在岐阜県土岐市にて制作。2019年、第25回日本陶芸展 毎日新聞社賞受賞。主な展覧会に、「ロマンティック・プログレス」岐阜県現代陶芸美術館(岐阜、2022)、「ホモ・ファーベルの断片 -人とものづくりの未来-」愛知県陶磁美術館(愛知、2022)、「季の雲」季の雲(滋賀、2020-2021)、「美濃陶芸の1年-2017- 女性陶芸家6名の表現」とうしん美濃陶芸美術館(岐阜、2018)、「めん土里展」現代陶芸寛土里(東京、2017)、「ぎゃらり壺中天」(愛知、2015/2017)、「山画廊」(三重、2016/2020)など。コレクションに茨城県陶芸美術館がある。
silent © Yoko Tanaka
林 友加 |Yuka Hayashi
1971年生まれ。1994年関西大学卒業。土岐市立陶磁器試験場修了。主な展覧会に、「日本橋三越 個展」日本橋三越本店(2019、2022)、「大阪高島屋 個展」大阪タカシマヤ(大阪、2020、 2023)、「ジェイアール名古屋高島屋 個展」ジェイアール名古屋タカシマヤ(愛知、2022)、「神戸阪急 個展」神戸阪急(兵庫、2020、2022、2024)など。2016年、2019年に萩大賞展Ⅴ優秀賞受賞。コレクションに、美濃陶芸永年保存作品として、2005年に白磁が岐阜県陶磁資料館に収蔵されたほか、2021年に志野茶碗がとうしん美濃陶芸美術館に収蔵されている。
©Yuka Tanaka
村上雄一 | Yuichi Murakami
1982年、東京生まれ。2001年より5年に渡って沖縄県読谷村の山田真萬工房にて修業。2009、多治見市陶磁器意匠研究所を修了。2011に岐阜県土岐市に工房設立。日本のみならず、台湾や中国にて年12回にわたり個展を開催している。
Twist ©Yuichi Murakami
- 展示会名
- Plain
- 会期
- 2024/09/28-2024/10/22
- 開廊日時
- 月曜日〜土曜日 10時〜18時
- 会場
- MtK Contemporary Art
- オープニングパーティー
- 9月28日(土)16時-18時30分
- 作家名
- 加藤 委、木村 達哉、桑田 卓郎、田中 陽子、林 友加、村上 雄一